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ひすいこたろう著「明日死ぬかもよ」を読んで思ったこと
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最近、感動した本のお話です。
タイトルにある通り、ひすいこたろうさんの「明日死ぬかもよ?」を読みました。
この本を読んだ感想を、感動が消えないうちにシェアしたいと思います。
明日死ぬかもよ?
僕達は、生きています。
そして、生きている人に絶対に訪れることがあります。
それは「死」です。
人間は、死を意識した時に、初めて人生というものを意識することができる。
人生の意味
昔の人は、平均寿命30歳。
もっと昔は18歳だったとか…
親の死を幼い頃に見ているからこそ、人には終わりがある事を理解していました。
昔の人は人生は短い、だからこそ人生に志を持って生きていました。
志
志の漢字の成り立ちは、心臓と出る【足と出発線を示す横線】からできています。
意味は、「心の向かう所」「こころざし」となりました。
一生のこの人生を何に使うのか?
人生は短い、「成せばなる、成さねばならぬ、何事も」自分の人生を動かすのは自分自身だということですね。
特攻隊「藤井中尉」の話
大東亜戦争で日本は戦場を本土に移すところまで負けていた。
沖縄の激戦に向かうため若き特攻隊員が知覧空港で、藤井中尉から教育をうけていた。
藤井中尉は、自分は安全な場所にいて、教え子たちは次々と特攻隊として死んでいく。教官の特攻志願は簡単には認められなかった。
何度も嘆願書を提出するも採用されなかった。
夫の固い決意を知った妻福子さん(24歳)は、「私たちがいたのでは後顧の憂いになり、思う存分活躍できないでしょうから、一足先に逝って待っています」という遺書を残して3歳まじかの長女一子と、生後4か月の次女千恵子に晴れ着を着せ、厳寒の荒川で投身自殺をはかる。
妻子の死を知り、29歳の藤井中尉は、指を切り血染めの嘆願書を提出する。投稿し、願が受理されたのだ。
藤井中尉の我が子への遺言がある。
12月になり冷たい風が吹き荒れる日、荒川の露と消えた命。
母とともに血の燃える父の意志にそって一足先に父に殉じた、哀れにも悲しい、しかも笑っているように喜んで母と共に消え去った幼い命がいとうしい。
父も近くおまえ達の後を追って逝けることだろう。必ず今度は父の暖かい胸で抱っこしてねんねしようね。それまで泣かずに待っていてね。千恵子ちゃんが泣いたらよくお守をしなさい。ではしばらく、さようなら。
藤井中尉は2人組の出撃機で飛び立ち、アメリカの空母めがけて突撃したという。
当時のアメリカ兵はインタビューでこう言った。
特攻隊により次々とアメリカの戦闘機が撃ち落とされる。
日本の戦闘機を撃墜、しかしその戦闘機が海面スレスレを飛行して、空母を撃破。
あの執念には、驚いたとある。
そして、空母に突っ込んだのが、藤井中尉の戦闘機だった。
日本を守るという使命感。そのために命を使う。
僕達が生きている”今日”はあの時生きたいと願った人々の未来。
まとめ
「明日死ぬかもよ」ひすいこたろう著。
この本は、僕の尊敬する方から教えてもらいました。
僕はこの本を読んで、今を大切に生きよう、もっと自分のやるべきことに熱中しよう。
そう思いました。
ぜひ、皆さんも「明日死ぬかもよ」読んでみてください。
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